世界の測量

Sibling of "Relevant, Timely, and Accurate, " but much lighter and shorter ※自らの所属する組織の見解を示すものでない

OpenLayers 相性デバッグの仕方(ノウハウ)

OpenLayers を組み込んでみてエラーが起こるようならば、JavaScript コンソールを使ってエラーを見ていくことになるが、通常のホストバージョン (例: http://openlayers.org/api/2.13.1/OpenLayers.js )は、minify されているので、何がエラーであるか見…

Wouldn't it be nice if we share the control of a web map?(未完)

ウェブ地図のコントロール(中心位置&ズーム)を共有できたら素敵じゃないか(ビーチボーイズ)と思っていて、そのためにはWebSocketの技術が必要かと思って、試してみているところ。参考とさせていただいた資料は次の通り。 Node.jsでWebSocketサーバを作…

「D3 x Leaflet で SVG text」習作

D3 x Leaflet x OSM restaurants x Digital Japan を作成した。 技術情報源 http://bost.ocks.org/mike/leaflet/ ポイント 次のようにして、Leaflet の重ねあわせ情報ペーンにSVG g要素を挿入している var svg = d3.select(map.getPanes().overlayPane).appe…

Leaflet の Marker Cluster で国土数値情報(漁港データ) on 電子国土

Leaflet の Marker Cluster が気になったので、試してみた。 情報源 Leaflet/Leaflet.markercluster · GitHub 特に、ここからリンクされているLeaflet debug pageを参考にした。 結果 Marker Cluster 結論 漁港データは2931ポイントあるそうだ。つまり、マー…

GitHubのGeoJSON対応のポイントはsimplestyle

GitHubがGeoJSON+TopoJSON対応した件(https://help.github.com/articles/mapping-geojson-files-on-github )のポイントは、simplestyle の採用により、GeoJSONをスタイルのあるフォーマットとして採用したことだと思う。GeoJSONの仕様については、http://k…

【抜き書き】共通語彙基盤 IMI-Core2 における構造化住所

「公共情報交換標準スキームの整備に関する調査研究(2012年度) / (参考資料1)IMI-Core2.xls」(CC-BY / 経済産業省商務情報政策局情報プロジェクト室 http://datameti.go.jp/data/dataset/report-002-2012/resource/f9709ba6-36f2-4af0-aa2b-0a90004f741…

ブラウザサイド・ベクトルタイル地図(GeoJSON配布、SVGレンダ)

【本件、ワンファイルのブラウザサイド・ベクトルタイル地図 - 世界の測量と同一内容です。多少書き方を変えただけのものです。】 tile.openstreetmap.us に置かれている、GeoJSON 形式のベクトルタイル(XYZスキーム)をとってきて、D3 に読ませてブラウザ…

Leaflet で電子国土タイルを使う場合のシンプルサンプル

Leaflet で電子国土タイルを使う場合、電子国土のタイルスキームをどのように表現するか悩ましいところ。次のように書くと整理して書けると思う。シンプルに使いたい場合のサンプルとして。 なお、Leafletは新しいものを使う必要がある。古いものの場合、get…

ワンファイルのブラウザサイド・ベクトルタイル地図

D3 GeoJSON in Leaflet をアップロードしました。 これは、https://gist.github.com/ZJONSSON/5529395 に共有されていたものを持ってきて多少アレンジしただけですが、興味深いので共有します。SVG エンジンをつかっているので全てのブラウザで動くわけでは…

世界の全陸地について 1:10,000 平板測量原図を作成するのに必要な人日数をフェルミ推定すると、5億人月

「地図をつくった男たち」を読んでいる。 地図をつくった男たち: 明治の地図の物語作者: 山岡光治出版社/メーカー: 原書房発売日: 2012/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 冒頭の「はじめに」には、国土地理院の初期研修で、500m x 600m の丘…

クールなURLは変わらないのに

http://hfu.hatenablog.com/entry/foss4g2012 で用意した記事の URL を http://hfu.hatenablog.com/entry/foss4g_advent_calendar_2012 に変更してしまった。URL をいたずらに変えてはいけないのに。 この記事に外部からのリンクなどでアクセスいただいた方…

アビエーション、ココタイル、Web地図のスクロール一時停止機能、ウィキ

PART I: アビエーション 2010年代も3年目が過ぎ去ろうとしている。2010年代の1/4は過ぎ去ってしまい、いよいよ来年からは2010年代前半の到達点を探る時期になってくると思う。2010年の6月に、@niyalist さんに機会をいただいて「Web時代のGIS技術研究会」(…

電子国土タイル画像の赤と緑をブラウザ側で入れ替え

グレースケール化と同じ。ただし、コードを多少整理した。 HTMLの主要部分 <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>GRB</title> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, maximum-scale=1.0, user-scalable=no"> <meta name="apple-mobile-web-app-capable" content="yes"/> </meta></meta></meta></head></html>

電子国土タイル画像をクライアントサイドでグレースケール化

SotM USA のサイトで使用されていた modLayer の技術を電子国土タイルに適用して、電子国土タイルをクライアント側でグレースケール化する方法を確かめてみた: http://www.handygeospatial.info/2012/11/08/ cyberjapandata.gsi.go.jp のデータを www.handy…

CanvasTile

@tmizu23 ごく簡素ですが、L.TileLayer.Canvas で作ってみました。というか、つい作ってしまいました。 handygeospatial.info/2012/11/12/— _hfu_さん (@_hfu_) 11月 12, 2012 ということで、タイルの(zoom/columns/row)の表示を HTML5 canvas を使ってタ…

歴史農業国土

陸地測量標条例(明治23年法律第23号)以前の測量成果は測量法に基づく使用、複製の承認は必要ないということだそうです。 http://d.hatena.ne.jp/yellow_73/20090928 ということで、id:wata909 さんに相談のうえ、歴史的農業環境WMS配信サービス(関東平野)の…

Leaflet, Modest Maps, mapbox.js での電子国土画像タイルの表現方法

Leaflet, Modest Maps, mapbox.js で電子国土画像タイルを表示してみた。OpenLayers はオリジナルの電子国土Webシステムが使用しているので割愛している。 Leaflet http://www.handygeospatial.info/2012/10/15/ Modest Maps http://www.handygeospatial.inf…

電子国土Web.NEXTと電子国土WebのWeb地図の取扱条件は同じ

電子国土Webシステムで配信している地図の利用(出典を明示することで使えるのか?使えないのか?)については、Q and Aにフローで載せておりますので、参照ください。たいたいの場合は出典の明示だけで利用することができます。portal.cyberjapan.jp/portal…

希望の軸 2.0 の計算方法

昨日Web公開されていた藤村龍至さん「列島改造論2.0」の中で、小縮尺地図に直定規を当てて「希望の軸」を描かれている写真を見て、地図屋としてつい厳密実装(検証)してみました。ほぼ対蹠点まで延長。ジオクラスタ用の技術解説はあとで書きます。 maps.goo…

電子国土Web.NEXTのWeb地図を資料へ貼りこむのは出典明示さえあれば自由

電子国土Web.NEXTのWeb地図を資料へ貼りこむのは、出典明示さえあれば自由であることを、国土地理院電子国土事務局が運営する「電子国土ポータル」の公式アカウント @gsi_cyberjapan から教えていただきました。資料への貼りこみ方ですが、地図をキャプチャ…

#voorlichter の Carto 記述 (.mss)

#voorlichter の Carto 記述 (.mss) は、現時点で次のとおり。 Map { //background-color: #b8dee6; background-color: #fff; } /* #countries { ::outline { line-color: #85c5d3; line-width: 2; line-join: round; } polygon-fill: #fff; } */ #mergeslop…

#voorlichter のサーバサイドについて

先述のように、#voorlichter のサーバサイドでは、Amazon EC2 上で tilestream を動かすようにしている。具体的には、http://bulky.handygeospatial.info で tilestream が動いており、#voorlichter (http://www.handygeospatial.info/voorlichter/) で使わ…

#voorlichter のHTMLサイドの開発環境(テストサーバ)について

#voorlichter の HTML サイド(http://www.handygeospatial.info/voorlichter/index.html)を開発するにあたって、ファイルシステム上の index.html をブラウザで開いても地図は表示されない。その理由は、突き詰めてはいないが、wax.tilejson で TileJSON …

#voorlichter の HTML サイドについて

#voorlichter の HTML ファイルは、このエントリの末尾にあるとおりである。多少の説明を加える。 Web Mappingライブラリ関係 #tsukubau と同じく、Web Mapping の JavaScript ライブラリには Leaflet (by Cloudmade)を使用しているが、今回さらに Wax (by M…

#voorlichter の地図内容について

#voorlichter (http://www.handygeospatial.info/voorlichter/) の地図内容について、ツイートしていたものをブログに定着しておく。開陽丸記念館は、堅ろう建物としてデータ化されている。 handygeospatial.info/voorlichter/?l… #voorlichter— _hfu_さん (…

#voorlichter - 数値地図(国土基本情報)+国土数値情報(バス)

数値地図(国土基本情報)江差を、国土数値情報(バス停+バスルート)と合わせて TileMill でタイルセット化し、Amazon EC2 を用いてホストし、Amazon S3 上のサイトに取りまとめた作品を http://www.handygeospatial.info/voorlichter/ に公開した。江差に…

数値地図(国土基本情報)の Shapefile データの接合&文字コード変換 第二版

http://www.gsi.go.jp/common/000075505.pdf に書かれたすべてのデータについて、また、日本語属性名は適当にアルファベットを使った属性名に直すように、プログラムを改めた。また、文字列属性のフィールドの長さはすべて255に直すようにした。(GeoToolsの…

数値地図(国土基本情報)の Shapefile データの接合&文字コード変換

数値地図(国土基本情報)の提供が2012年7月30日に開始された。とりあえず「江差」を購入してデータのハンドリングをしてみている。TileMill で Fast & Beautiful Map に加工できるようにすることが当面の目的である。江差は延伸図であることもあり、TileMil…

tsukubau / amazon s3 の Carto 記述 (.mss)

tsukubau の強化版を http://www.handygeospatial.info/tsukubau に公開した。その mss 記述は、次のとおり。 Map { background-color: #fff; } #admarea ['種別' = '大字・町・丁目']{ text-name: '[名称]'; text-face-name: 'Hiragino Maru Gothic Pro W4'…

OSM POI データを地図注記に使いやすい形に整形する

CloudMade Downloads から提供されている Shapefile 版の OSM データ(ibaraki.shapefiles.zip (24.1M))のうち、POI データを整形し、地図注記として使用しやすい形に整形した。 コード # osm_poi.rb CC0 require 'rubygems' require 'geo_ruby' include Ge…