GitHubのGeoJSON対応のポイントはsimplestyle
GitHubがGeoJSON+TopoJSON対応した件(https://help.github.com/articles/mapping-geojson-files-on-github )のポイントは、simplestyle の採用により、GeoJSONをスタイルのあるフォーマットとして採用したことだと思う。
GeoJSONの仕様については、http://kshigeru.blogspot.jp/2012/05/geojson.html?spref=fb に日本語訳をされたエントリもある。GeoJSON そのものは、(スキーマレスに)Feature を記述するフォーマットであり、従来、スタイルは別途あてることによって Web 地図
に使われてきた。
GitHubがGeoJSON対応する場合には、単体の .geojson ファイルから地図表現を行うことが望ましい。そのために、MapBox が作成した simplestyle を採用している。
具体的には、marker-size, marker-symbol, marker-color の 3 プロパティをセットするというだけの仕様である。シンプルな仕様で確実に状況を変えてくる、MapBox さんらしい巧妙な提案である。
※その他、マーカーのクラスタリングを行っているところも、大規模データへの対応として注目すべきところであるが、本エントリでは扱わない。