【抜き書き】共通語彙基盤 IMI-Core2 における構造化住所
「公共情報交換標準スキームの整備に関する調査研究(2012年度) / (参考資料1)IMI-Core2.xls」(CC-BY / 経済産業省商務情報政策局情報プロジェクト室 http://datameti.go.jp/data/dataset/report-002-2012/resource/f9709ba6-36f2-4af0-aa2b-0a90004f7411)には構造化住所の規定がある。その内容を抜書きしてみる。
構造化住所 +- 国(AdminUnitL1) +- 都道府県(AdminUnitL2) +- 市区町村(PostName) +- 町名(AddressArea) +- 街区符号(Throughfare) +- 住居番号(HouseNumber) +- 地番(LotNumber) +- 方書(Locator) +- 郵便番号(PostCode) +- <住所ID> - 住所コード(AddressCode)
かなり分かりやすい日本語が使われており、英語名についてはかなりざっくばらんな印象(正直、要素名としては使いにくい印象…)があるが、そつがない。総務省や法務省や国土交通省であれば、既存の法令(住居表示、土地登記、国土調査etc.)との間の齟齬に囚われるかもしれないところ、かなり日常用語に近いセンスで取りまとまっている印象がある。おそらく、町又は字(地方自治法)は、構造化住所における町名にあたる。また、道路の名称(住居表示に関する法律)も、町名になるということではないかと思う。